もうすぐ、FPDインターナショナルですね。
FPDインターではさまざまなディスプレイが展示されますが、パネルが市場に投入される前に展示される場合が多く、テレビやスマートフォン・タブレットなどのアプリケーション展開がされる前に、パネル自体のスペックを主張できる「画」を出さなければいけません。
この「画」によってそのディスプレイの出せるほぼ全てが決まると言ってもいいので、各社かなり気を使います。スペックも大事なのですが、ディスプレイにとって最重要なのは実際の見栄えなのです。最高の解像度や色の出方を実際に見てみることで、次期製品に採用するかを決定します。スペックだけで決めることは絶対ありません。しかもその解像感や美しさを手元にある機材で再現することはほぼ不可能なので、やはり、実際のパネルが映っているものをみるしか、確かめようがないのです。
したがって、FPDインターナショナルに限らないのですが、ディスプレイの展示会では実際にパネルに極力近づいて、パネルの観察をしましょう。(パネルから1cmが理想!)
最近では人間の網膜の解像度を超えるディスプレイもありますが、ドットピッチが、判別できるぐらいディスプレイに思いっきり近づいて見れば、まだまだ観察はできます。そして見る角度をゆっくり動かしてみましょう。すると各社のパネルの違いが驚くほど、わかり、世界最高レベルの技術を堪能することができます。
インフォデザインでは、10年以上、ディスプレイパネルのスペックを引き出す最高の「画」の提供を行なっています。今回もFPDインター2013向けにデモ機やタブレットインターフェースのデザインをしました。
各パネルの解像度や性質に合わせた「画」は、マクロ写真であったり、近未来OSであったり、アプリケーションI/Fなど多岐にわたります。見やすい画像やフォント・メニュー画面など実際のアプリに近い「画」を提供することも可能です。
FPDInternational2013では、インフォデザインが提供したそれらの表現が、各所でご覧いただけますので、各パネルのスペックだけでなく、どのような「画」を出しているかを現物を見て、感じていただけたらと思います。
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